衣服の持ち数調べ(2020年)


衣服のもちかずを知ると、その時の生活状況、家族状況・健康状況などがわかります。若い世代では、子ども達の自立にも関係してきます。また、都会にあっては、収納スペースのこと、経済ももちろん関係してきます。北町最寄では、自粛中の友の会からの励みの一環として、子どもの衣服の持ちかず調べ、大人の衣服の持ち数調べをして、感想を寄せ合いました。

 

 これからの衣類計画、収納計画へと発展し、予算・経済と結びつくことが目的です。 


Nさん(子ども3人・40代)

 

子どもと自分のもちかず調べ6年目、10回以上

 

衣類の持ち数調べは春と秋の年2回、衣替えの時にします。表には色を塗ったり柄を描き入れるようにしています。そうすることで自分が好きな色や形が把握でき、コーディネートがしやすくなります。私は紺を含め青系の服が多くなりがちな傾向にあるため、最近はバランスを見て少しずつ差し色を取り入れるようにしています。昨年の春は総数41、秋は43、今回は47です。ヨガウェアと演奏会用のドレスなどが増えました。一番嬉しかったのは、洋裁教室で教えていただき、自分の手作りのドルマンチュニックを初めて持ち数に入れることができたこと。こうして記しておくことで、服を購入した目的もみえて自分が力を入れていた事柄なども浮かび上がってくるような気がします。  

買い足す前に要らないものを処分したりお譲りしたりしてから持ち数を調べるので毎度数が少なめです。

 

【前回から工夫したこと】

  • 子どものトップスで嵩張るもの(ニットやパーカーなど)はアウターの横に吊るすようにしたこと
  • 各自のパジャマをまとめてパジャマ置き場とした(そのまま棚の上に置いてあるだけなので、カゴなどを用意したいところです)

Fさん(子ども1人・40代)

 

子どもの持ち数調べ1回目

  • 最初は数だけを調べていましたが、似たような洋服が多く、同じ洋服をサイズ違いで買ったりもしているので、サイズ、特徴を横に書き出して、どの洋服のことを記入したかわかるようにしました。
  • ワンピースやトレーナーなど、夏物と冬物で着る時期が違うものが混在するとわからなくなるので、それも分けて表に書き込みました。

【初めて取り組んで見て】

書きだしてみると予想以上に点数が多く、娘一人でこんなにたくさんの洋服を持っていたのかと驚きました。

また、調べながら、着なくなって処分できる洋服を選り分けることができて、整理されてよかったです。

娘と一緒にやろうと思ったのですが、私も初めてでやり方を試行錯誤したこともあり、途中からは私だけでやることになりましたが、来年は一緒にできるのではと思っています。

 

 

大人の持ち数調べはこれからですが、娘のものよりは楽にできるのではないかと思っています。



Tさん 子ども2人40代 2回目

 

  • 娘(小4)TOTAL84→74へ。:子供自身の好みの反映(かわいらしいのNG、ボーイッシュに)が必須。買い足したときは同じ数処分するように。
  • 息子(小1) TOTAL100以上→74へ。:動き安ければOK。お下がりで成り立っているため、取捨選択、気に入ってるものの補修が必要。

この他、お下がりにいただいた衣装ケース1つあり。

服を整頓することで靴下や肌着の取り換えが以前よりこまめになり気持ち良いです。

帽子や上着を子供でもハンガーに掛けれるような収納を考えたいです。

また、来年のもち数の表は、丸の塗りつぶしの種類を変えて、春夏、秋冬を分けたいと思います。

 

★大人

TOTAL180→159(他、衣装ケース1つ、キャンプスキーなど1ケース)

 

課題:年齢、体型に合わないものを処分しなければならないが、まだ捨てきれないものが多数。

 

【やってみて、思うこと】

嘘でしょ?!と思いましたが、やれば、できる!!

小学生の娘と息子がいますが、娘の服が多すぎました!!今では必要になってから一緒に買いに行ったりネットショッピングしています。

 

初回の気付きがとても大きく、収納方法の変更により、子供たちが自分で管理するようになりました。

 

また、この一年、ブランドのファミリーセールに魅力を感じなくなり行かなくなったので、娘の衣類の無駄遣いが減りました。

 

 

自身の服は、、体型の変化による過剰在庫に悩み中です。


 Hさん 70歳代 平成1年から毎年(30年以上)

 

それまで、衣服カードなども作ったりしたが、1枚で全部が見渡せることで続けられていると思っている。

 

友の会の生活勉強はいつでも、自分の現状を知る、つかむことからスタートしていくので、持ち数調べをすることの大切さはよくわかります。

 

もち数は、その時の状況により、必要な種類、数なども左右されます。

私の場合は、友の会に入ってから、すぐ、委員会、リーダーなどが続いていて、公の立場が多かったので、上着のあるきちんとしたものが必要になった事が種類に表れていました。

 

また、体型や経済の必要から、手作りをして来たことで、セーター以外は製作品が多いです。また、子ども達の服は、生まれた時から、ほとんど作ってきて、演奏会用の服なども作り、長女の結婚用ドレスも作成しました。

 

洋裁教室にもかかわってきたので、その見本や練習の為にも縫い続ける必要もありました。数が増えがちであるが、この調べ用紙と相談しながら、楽しくかかわっていきたいと思います。若い時は無彩色の服に差し色を入れて楽しんでいましたが、今、グレーヘアーになり、明るい色が似あうようになってきています。

 

製作の服は、差し色で変化させ大事に着ていきたいと思っています。

 

 



Oさん 70歳代

自分の調べ

 

衣類の持ち方や数について。

現在もっている数の約半数は着られないか、不必要な物であると思います。また着られるようになるかもとか、何かに再生できるのでは棟と持ち続けています。断捨離しかないと思っています。

今体調が悪くてできませんが、よくなったらやろうと思っています。何かあって、子ども達が整理することになったら大変です。

着られる物を残すのではなく、これから着たい物を残そうと思います。

 

収納は結婚当初、間口105cmbの整理、和、洋服ダンスがあって、夫と半分に分けて収納しました。今は和と整理ダンス5段にたためるものは収納し、コートスーツ、ブラウス、スカートはウォークインクローゼットにハンガー掛けで収納しています。例えば、整理ダンス1段に、家着のTシャツが57枚詰まっていましたが、このうち着たいのは10枚くらいです。ウォークインクローゼットを見れば、整理できるものは、結構あると判明しました。

 

退院して、この夏は衣の整理をしようと思います。


Mさん 50歳代

自分の調べ

 

今まで最寄勉強で持ち数調べの機会は幾度かありましたが、苦手意識がやる気を上回り、やれない、やらないでやり過ごしてきました。

 

今回、完璧ではないと思いますが、なんとか調べを終えました。長年苦手だけどやりたいとは思っていたこと、最寄の若い人が頑張っていること、ステイホームの今ならできるかもと思ったこと、あとHさんが根気強く声かけして下さったこと、などの理由で出来たと思います。

 

結果については、合計120でしたが、この数字が私を苦しめていたと思うと、もっと減らしたい気持ちで一杯です。今回は減らしてから表を完成する、という作業はしていないので、これから1年は、今ある服を着ながら、本当にこれはいるのか?組み合わせはできるのか?など考えて手放す勉強をしていきたいです。

 

 



Kさん 90代

 

以前80枚にまで絞ったことがありますが、八年間専門学校の教師をしたり、各地の友の会に幼児食の講習会に回った時に、服の手入れもまにあわず季節のスーツを揃えました。

今は殆ど着るもののこと 考えたことありませんが、以下のことが大事だと思います。

  • 寒さ暑さにあわせること
  • 黒系か茶系かに統一
  • 帽子から靴 出来れば鞄まで気にかけること 

これは、若いときに目白の友の会の生活研究会で少ない持ち数をこう合わせるといいという、実例で教えてもらったのが役に立ちました。

後で全国の講習会にでるようになったときにいつもすっきりしているといわれました。会に出る服で新幹線で行ったら背中がしわになり行く先でアイロンをかけて下さいました。それで化繊の季節に関係なく着れる服を作りました ですから例会に皆さんセーターなのに私はスーツです。友の会も教会も集まりの無い今、スーツが洋服ダンスであくびしています。スーツはしっかりしていて保ちますね。取り合わせも楽です、でもこう在宅ばかりではね 。どうして大方はとしとると太るのでしょうね。